岡本眼科クリニック
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近視とは?

近視を補正する方法としては、メガネ、コンタクトレンズがよく使われています。メガネやコンタクトレンズは、眼の外部にレンズを用いて屈折を変化させる方法です。しかし、最近では積極的に手術によって近視治療が行われるようになってきました。
これらの方法には様々な長所と欠点があります。


1 メガネ
  メガネ

メガネは最も広く用いられている方法です。眼球に直接触れないので、最も安全です。
しかし、特にスポーツをするときには邪魔になりますし、レンズの収差によって周辺部がゆがんでみえることがあります。
また美容上のことを気にする人もいます。

2 コンタクトレンズ
 

コンタクトレンズも現在では広く用いられています。今は使い捨てタイプが主流となっていることもあって、気軽に使われています。しかし、眼に直接、触れるので、レンズの手入れを正しくしないと、眼の感染症の原因になったり、アレルギーが悪くなることがあります。

 

また近年、多くなったドライアイの方は、長時間の装用が困難なことがよくあります。また長期間、装用を続けると、角膜内皮細胞とよばれる角膜の透明性を保つのに重要な細胞が、減少してしまうことがあるといわれています。

  ● 通常タイプのコンタクトレンズについて 詳しく見る
  ● 寝ている間にコンタクトレンズで近視を治す
 「オルソケラソロジー」について 詳しく見る
3 RK手術
 

近視を手術で治療する方法は約20年前から本格的に行われるようになりました。 そのなかで、比較的歴史が長く、多くの患者様に行われたのが、ソビエトのフィヨドロフ博士が始めた角膜放射状切開(RK)と呼ばれる方法です。この方法は角膜の表面に放射線状に切れ込みをいれ、角膜を平らにして、近視を治す方法です。 すなわち角膜のカーブ(曲率)を変化させる方法です。

 

簡単な器具で行える利点がありますが、角膜に切れ込みを多数入れるので、角膜の強度が落ちてしまう事、強度近視には効果が無い事から、最近では行われなくなりました。

4 レーザー近視矯正手術
 

現在、主流になっているのはエキシマレーザーを用いて近視を矯正する方法です。

 

エキシマレーザーは波長約193ナノメートルのレーザー光で、角膜によく吸収されます。この光には組織を蒸発させる働きがあり、しかも1パルスごとに蒸発させる組織の量 が決まっているので、ミクロン単位で組織を切除することができます。

 

エキシマレーザーによる近視治療は、1995年にアメリカの厚生省にあたるFDAから認可を受けました。日本でも2000年2月に正式に厚生労働省から近視矯正手術の認可がおりました。

  ● エキシマレーザーによる近視治療法の種類
  ● レーザー近視矯正手術「カスタムレーシック」について 詳しく見る
5 有水晶体眼への眼内レンズ手術
 

角膜が薄い、近視度数が強すぎる、などの理由でレーシックが適応外の方に有効な手術です。
2010年2月に後房型有水晶体眼内レンズICL(スタージャパン)が日本で初めて厚生労働省の承認をうけました。

 

有水晶体眼内レンズ手術は近視矯正を目的に、水晶体を除去せず、専用の非常に薄い眼内レンズを挿入します(眼内コンタクトとも呼ばれています) 水晶体を除去せずにレンズを挿入することにより、水晶体の持つ調節力を維持することができ、強度近視の視力回復は、レーシックなどより優れているとされています。

また、視力に不満があったり、トラブルが起こった際には、除去することが可能です。 欠点として、白内障などの合併症が報告されていますが、レンズの改良により、 トラブルは少なくなっています。

 

当院でも2010年10月からの導入を予定しています。
費用は、健康保険の適用はなく、手術費用は全額自費診療です。術前検査、手術費、手術後1年間の検査、薬剤、診察を含んで片眼35 万円 、両眼65万円 です。

6 角膜内リング
 

角膜に円形のプラスティックのリングを挿入して近視を治療する方法です。FDA(米国の厚生省)は認可済みですが、日本では未認可です。

 

角膜に一定の深さで孔を作り、そこにリングを挿入し、角膜のカーブ(曲率)を調整します。リングを除去すると元の角膜の状態に戻るとされています。近視矯正より、円錐角膜の治療などに用いられることが多いようです。