岡本眼科クリニック

愛媛県松山市大手町2-7-17

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眼の病気と治療|Disease & Treatment

よくある眼の病気

主な眼の病気の症状と治療法をご紹介します。
早期発見・治療することで、病気の進行を抑え、眼の健康を維持しましょう。
困ったときは、まずはご相談ください。

●結膜下出血

結膜下出血は、結膜下の小さな血管が破れることによって起こります。原因は、眼を強くうったり、異物が入ったりした覚えがなければ、眠っている間にこすったりしたことなどが原因かもしれません。50才台以上に多いので血管の老化も関係しています。出血により、白目(結膜)の部分がべったりと赤く染まってしまいます。たいていの場合、血液は1〜2週間程度で自然に吸収され、眼球内部に入ることはありません。
治療は必要なく、吸収を待ちます。たいてい1週間位で消失します。
目の外傷が原因で起こった場合には、治療が必要な場合があります。精密検査を受け、適切な治療を行いましょう。

●飛蚊症

飛蚊症は、白い壁を見ると黒い虫のようなものが飛び回っているように見える状態です。その原因は、眼の中の硝子体と呼ばれるゲル状の物質に混濁が生じてその影ができることにより起こります。
ほとんどの場合、老化現象で、症状が進まない場合は、気にせずに日常生活を営むことができます。
しかし、網膜剥離や眼底出血、ブドウ膜炎の初期にも飛蚊症が起こる場合があります。まずは専門医で眼底検査を行い、老化によるものか、病気なのかを見極めることが大切です。

●ドライアイ

眼を守る涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることにより、様々な症状が出る状態をドライアイといいます。加齢やパソコンの使用、コンタクトレンズの装用などが原因となり、眼のかすみ、痛み、まぶしさ、異物感、目の疲れ、目ヤニなどの多彩な症状を訴えます。
眼科で簡単に涙の量を測ることができます。状態により点眼薬の投薬や涙点閉鎖、涙点プラグによる治療を行います。

●緑内障

緑内障は視神経に障害が起こり、徐々に視野が狭くなってしまう病気で、早期に治療を行わないと失明してしまうこともあります。病状がゆっくりと進行していくことから、気付いた時にはかなり病状が悪化していることがあります。
中高年の方に起こりがちな目の病気であることから、40歳を超えたら眼圧検査や眼底検査、視野検査など定期的な眼科検診により早期発見することが大切です。
治療法は、まず点眼薬によって眼圧を下げることで、病気の進行を抑制します。これで進行が抑えられない場合は、レーザー療法や線維柱帯切除術などの外科的治療を行います。一度、発症したら一生付き合っていかなくてはならない病気なので、信頼できる医師とともに根気強く治療することが大事です。

●アレルギー結膜炎

アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダスト、動物の毛など、様々なものが原因となって発症します。症状は強いかゆみ、充血、流涙などで、白っぽい目やにが出ます。花粉が原因の場合は、春先や秋にひどくなることが多い病気です。
花粉やハウスダストなどにさらされると、肥満細胞とよばれる免疫細胞が反応して、ヒスタミンなどの化学物質を放出し、血管を拡張させて充血を起こしたり、かゆみを起こしたりします。
治療は、まずヒスタミンをブロックする抗アレルギー点眼薬を用います。副作用が少なく、長期にわたって安心して使用できます。
効果が不十分な場合に限って、ステロイド点眼薬を併用します。ステロイド薬には、眼圧を上昇させて緑内障を誘発したり、白内障を誘発したりするなどの副作用があるので、必ず眼科医師の経過観察をうけながら使用することが大事です。
また悪化する季節が分かっている場合には、あらかじめその季節の1ヶ月前ごろから、抗アレルギー点眼薬を予防として点眼しておくのも、非常に効果的です。

●糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、日本の成人の失明原因の第一位という恐ろしい病気です。血糖が高い状態が長く続くことによって、網膜の細い血管が損傷を受け、変形したり詰まったりして、網膜のすみずみまで酸素が行き渡らなくなってしまいます。そのため網膜が酸欠状態に陥り、新しい血管により酸素不足を補おうとします。この新しい血管はもろいため、出血を起こしやすく、網膜剥離を起こすことがあります。糖尿病網膜症は、糖尿病を患ってか後に発症しますが、自覚症状のない場合も多いのです。糖尿病の診断を受けたら、定期的に眼科検診を受けましょう。
治療はレーザーを用いた網膜光凝固術で症状を抑えたり、硝子体手術により眼の中の出血や増殖組織を取り除き、剥離した網膜を元に戻したりします。いずれも非常に高度な手術となっています。

●円錐角膜

通常、角膜はドームのような形をしていますが、これが円錐状に突出し、中央の部分が薄くなってしまうのが円錐角膜です。初期は近視や乱視などの視力低下が現れます。やがて突出が進行していくと、眼鏡やコンタクトレンズでの矯正が行えず、大きく視力が低下してしまいます。
この過程で角膜の一番奥の部分に亀裂が生じて、大量の眼内液が角膜内に流れ込み、角膜が激しく腫れる「急性水腫」となる場合もあります。
初期にはハードコンタクトレンズを装用して、視力を補い、病状の進行を抑制します。
コンタクトレンズがひんぱんに脱落したり、異物感が強くて日常生活に支障をきたす場合には、角膜移植により治療を行います。円錐角膜は、移植後の予後が最も良い病気でコンタクトレンズで視力が十分でなくなったら専門医と相談しましょう。

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