岡本眼科クリニック

愛媛県松山市大手町2-7-17

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屈折矯正・老眼|Cataracta

屈折異常(近視・遠視・乱視)

屈折異常とは

ピントが合わなくなる近視や遠視、乱視は、眼でもっとも多い病気です。
正視ではピントがぴったり合いますが、近視では手前に、遠視では網膜の後ろにピントが合い、はっきり見えません。
屈折のずれを直すことを「屈折矯正」といい、メガネやコンタクトレンズ、屈折矯正手術などにより治療します。

屈折異常とは

屈折異常の治療方法

1)メガネ
眼球に直接触れないので最も安全で、子供でも使用できます。ただ、スポーツの際にじゃまになったり、強度の近視や乱視ではレンズの収差により周辺部がゆがんで見えたりするなどのデメリットがあります。
メガネ
2)コンタクトレンズ
使い捨てタイプの登場により、手軽に使用が可能です。ただ直接、眼にふれることから、感染症やアレルギーの原因になる恐れがあります。また、近年増加しているドライアイは、長時間の装用ができないコンタクトレンズ不耐症の原因になります。
コンタクトレンズ
3)オルソケラトロジー
オルソケラトロジーは、手術をせずに近視を矯正し日常生活を裸眼で過ごすことできる治療です。
オルソケラトロジーでは、患者様個々の角膜の形状に合わせて精密にデザインしたオルソKレンズという専用ハードコンタクトレンズを処方します。これを夜間に装用して角膜の形状を矯正します。翌朝、レンズを外しても角膜は矯正された状態にあるため、日中は裸眼で過ごすことができるのです。就寝中にコンタクトレンズを装用するだけで、昼間は裸眼で生活でき、パソコンを使う人やスポーツを楽しみたい人、汗をかきやすい人も快適に日常をおくることができます。ドライアイで悩んでいる方や軽いアレルギーで点眼治療を行っている方にも、おすすめの治療法です。
オルソKレンズは通常のコンタクトレンズと異なり一般に販売されておらず、この治療を受けるためには治療法を習得した眼科専門医でオルソKレンズを使用した近視矯正プログラムに参加します。プログラムでは、まず屈折検査や視力検査、角膜形状検査などの適応検査を受けて、装用の練習を行います。処方されたオルソKレンズのフィッティングを確認したら、その後は定期検診により、状態を確認します。
オルソケラトロジー治療は健康保険が適用されないため、治療に関わる費用は全額自己負担となります。費用の目安は初年度20万円(税別)、2年目からは定期検診費用が年間2万円(税別・年4回の検診費用)となっています。岡本眼科クリニックでは、このオルソケラトロジーにいち早く取り組んでいますので、適用についてお気軽にお問合せ下さい。(当院で使用しているオルソKレンズは厚生労働省承認ずみです)
オルソケラトロジー
4)レーザー近視矯正手術(レーシック)
エキシマレーザーを用いて近視を矯正する方法です。現在主流となっているカスタムレーシックでは、事前に眼球のレンズに生じている様々なひずみを測定し、レーザーでこれを除去します。
5)有水晶体眼内レンズ(ICL)
有水晶体眼内レンズ(ICL)は、眼球内の虹彩と水晶体の間にある後房と呼ばれるところに専用の非常に薄いレンズを移植して、近視や乱視を矯正する治療です。角膜表面を切除しなくても良い手術なので、強度近視の方、角膜が薄いためにレーシック手術を受けられない方にも有効な治療法として注目を集めています。また角膜を多く削る必要もありませんので、コントラスト感度や夜間の見え方が非常に良好です。
手術は点眼麻酔を行い、角膜を数ミリ程度切開して、そこにICLを挿入します。手術時間は、片眼で約20分という短時間にて終了します。使用するレンズは生体適合性が高く、安全性も確認されています。
有水晶体眼内レンズ手術は、保険適用外となっています。手術費用は片眼375,000円(税別)、両眼750,000円(税別)となっています。
有水晶体眼内レンズ(ICL)

A/レーシック〔LASIK〕 Laser in situ keratomileusis

レーシックは角膜を約100ミクロンの厚さで切って、フタ状のフラップと呼ばれる薄い膜を作成した後、そのフラップをめくってエキシマレーザーによって角膜を削り、角膜の曲率を変えることによって近視を治療する方法です。レーシックは術後の痛みが非常に少ないこと、視力回復が迅速なこと、再手術がやりやすいことなどから、現在では、近視治療の主流の方法です。

1.手術前の検査

レーシックで全ての屈折異常を治療できるわけではありません。近視度が強すぎる場合、乱視が強すぎる場合、円錐角膜などの角膜組織に異常がある場合、緑内障など他の眼疾患を伴っている場合、強いアレルギーがある場合などは、レーシックの適応ではありません。

まず様々な角度から近視の状態を検査して、メガネ・コンタクトレンズ・手術のうち、どの方法が最も適しているか調べる必要があります。

当院では、視力・屈折力・顕微鏡検査・眼底検査・眼圧検査・コンピューターによる角膜形状検査、角膜厚測定検査、涙液検査などを行い、あらゆる角度から最適な近視矯正法を検討し、レーシックの適応基準を満たしているか調べます。

レーシックの適応基準
(日本眼科学会ガイドラインに準拠)
レーシックを希望する人については、以下の適応基準を満たしている必要があります。
1. 18歳以上
2. 眼の病気がないこと(例 円錐角膜、重症ドライアイ、視野異常、糖尿 病網膜症など)
3. 屈折値が-10D(ジオプター)以下の近視、または+6D以下の遠視
4. 乱視は-5D(ジオプター)以下であること
5. 屈折度数が1年以上安定していること
6. 角膜の厚みが十分あること
7. 妊婦・授乳中では無いこと

2.手術までのステップ

レーシックについてよく理解していただき、また万全の体制で手術を成功させるために、以下のステップを設けています。

(1)レーシック説明会

近視の手術治療を、レーシックを中心にスライド、ビデオを交え岡本院長が直接説明致します。
日程:第2、第4土曜日 午後
場所:岡本眼科クリニック
4Fプレゼンテーションルーム
所要時間: 30分
無料・要予約

(2)近視検査及びカウンセリング

あなたの眼の近視の状態を徹底的に検査し、最も適した近視矯正方法を診察により決定します。
日程:一般診察日
費用:5,250円(税込)(健康保険適用外)
(ご注意)
1.健康保険証は必ずご持参ください。
2.瞳孔を開く検査を行います。ご自身での運転は避けてください。
3.近視検査の所要時間は、約1時間30分です。

(3)術前検査

手術時の矯正量を決定する検査です。検査後に岡本院長と、どの程度の術後視力をめざすか相談します。
日程:手術3日以上前。2回行います。
費用:手術料に含まれています。
(ご注意)
1.瞳孔を開く検査を行います。ご自身での運転は避けてください。
2.散瞳剤の影響で3時間位、ぼやけて見えます。
3.術前検査の所要時間は約2時間です。

(4)手術

日程:金曜日13:00~15:00(日程はお問合わせください)
手術時間:片眼15分 (全所要時間 2時間程度)
場所:岡本眼科クリニック
2Fレーザー手術室
(ご注意)
1.お車での来院はお避け下さい。
2.来院からお帰りまで、約2時間です。

3.レーシックの手術方法

a.麻酔

麻酔方法は点眼麻酔といって、麻酔薬の目薬を点眼する方法です。注射などは一切行いません。

b.消毒

眼の周りの皮膚、角結膜を消毒してから、清潔な布で顔面を覆い、開瞼器とよばれる器械で瞼を開けたまま固定します。

c.フェムトセカンドレーザーによるフラップ作成

iFSフェムトセカンドレーザーで、均一で薄いフラップを作成します。これによって、フラップ(ふた)は角度をつけて切断されるため、ずれにくく安全性が高いフラップ形成を可能にしています。 また、感染症が起こりにくい安全なシステムです。

d.エキシマレーザー照射による近視と乱視(または遠視)の矯正

フラップをめくり、角膜にエキシマレーザーを照射して、必要な度数に削ります。近視の度数、乱視の有無、高次収差の度数などによって照射時間がかわりますが、約20秒から60秒です。1人1人の患者様に合わせて切除するオーダーメイドのカスタムレーシックを行っています。
詳しくはこちらへ。

e.フラップを元に戻す

エキシマレーザー照射が終了したら元の位置にフラップを戻し、フラップが元の位置に密着していることを確かめて手術を終了します。手術時間は約10分です。手術終了から約20分後に診察をして、フラップが元の位置に密着していることを確かめます。

iFSとは…
最新型のフェムトセカンドレーザーで、レーシック手術や角膜移植手術に使用するレーザー手術装置のことです。 滑らかで安定性の高い、均一な厚みの角膜切除や切開が可能で、このため手術精度が高く安全な手術が行えます。iFSは米国AMO社製 イントラレース最新機種です。

フェムトセカンドレーザー
AMO iFS

4.手術後の注意点

術後は1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、1年後に定期検診を行います。これは術後の合併症を予防し、起こった場合には正しく治療するためです。術後経過観察もレーシック経験が豊富な岡本院長が行います。

a.術後の不快感

光に敏感になってまぶしく感じたり、ゴロゴロとした異物感を感じたりすることがあります。また手術後しばらくは、近くのものがぼやけて見えたり、夜間、クルマのヘッドライトの光が散らばって見えたりするハローとグレアが出現します。

b.ドライアイ

手術後、しばらくの間、眼の乾燥感を感じることがありますが、通常は6ヶ月程度たつと涙液量は正常化します。涙液補充のための点眼を行います。

c.度数の安定

屈折状態が安定するのに、約3ヶ月かかります。この間に近視の戻りがあり、術直後より視力が低下することがあります。強い戻りが出た場合には、追加レーザー照射が必要となることがあります。

d.スポーツや仕事は?

事務的なお仕事なら翌日から可能ですが、長距離の運転、汗をかくような労働やスポーツなどは、1週間程度は控えていただいた方が無難です。水泳は1ヶ月、控えて下さい。

5.手術費用

片眼手術:216,000円(税込)
両眼同時手術:351,000円(税込)

■ 手術後1年間の検査・投薬費用を含む
■ 手術・検査費用は健康保険適用外
■ カスタムレーシック(ウェーブフロントレーシック・トポリンクレーシック)に伴う特別料金は必要ありません。
■ 追加矯正については、医師が必要と認めた場合は、術後1年間無料

(お支払い方法)
銀行振込(伊予銀行)・デビッドカード(伊予銀行)・クレジットカード(VISA・MasterCard)
※高額のため前もってクレジット会社の承認をおとりください。
※伊予銀ローンもご利用いただけます。
※術前検査の5日前までにお振込みください。
※お振込みの際は、患者様ご本人のお名前でお振込みください。
※こちらのフォームからもお問い合わせを受け付けております。

Q&A

  • Q.カスタムレーシックとは、何なのでしょうか。

    A.眼の屈折度を精密に測定すると、眼には普通の乱視以外に高次収差と呼ばれる光学的な歪(ひず)みがあり、視力の値だけでは表せない、微妙な見え方に影響を与えることが分かってきました。高次収差には球面収差やコマ収差とよばれるものがあります。この高次収差はメガネでは矯正できません。しかも高次収差は、通常のレーシックを受けると増加することも分かってきました。
    カスタムレーシックはこの高次収差を測定し、レーシックによる高次収差の増加を防ぎ、もともと高次収差が大きな人では、高次収差を低減させるようにする方法です。

  • Q.カスタムレーシックは、どのような方法で行いますか。
    A.カスタムレーシックの方法には、高次収差の大きな原因である角膜不正を検出して補正するトポリンク-カスタムレーシックと、眼全体の高次収差をウェーブフロント法で検出して補正を行うウェーブフロント-カスタムレーシックがあります。
  • Q.カスタムレーシックには、どのような装置を使いますか。
    A.当院のEC-5000CXⅢ(ニデック社)は、カスタム照射対応のエキシマレーザー装置で、CATzと呼ばれるトポリンク-カスタムレーシックと、OPD-CATというウェーブフロント-カスタムレーシックの2つに対応しています。
    CATzは、角膜形状解析と連動して切除するため、非常に大きな角膜不正乱視のある人や、リトリートメント(レーザー再照射)での高次収差の低減に効果があります。これに対してOPD-CATはウェーブフロント-カスタムレーシックに対応し、眼の全体的な高次収差を検出し、照射により高次収差を補正・低減させます。
    また、眼の動きに細かく対応してレーザーを照射する1,000Hzアイトラッキング、眼の回旋を自動的に補正するトーションエラーコレクション(TEC)を装備して、より安全な手術を実施します。
  • Q.トポリンクとウェーブフロント、どちらがいいのでしょう。
    A.実際に、どちらの方法が個々の患者様により適しているかは、検査で眼の状態を判断して決定します。カスタムレーシックは角膜切除量が通常の方法に比べて大きくなってしまうため、角膜の薄い人や、近視や乱視が大きく矯正量が多い人には、角膜の負担が大きくなってしまうことがあるので、無理してカスタムレーシックをしないほうがよい場合もあります。このため手術の前に、高次収差の量や矯正量をよく検討して、最適な切除方法をデザインすることが最も大切です。

B/有水晶体眼内レンズ(ICL)

「角膜が薄い」「近視度数が強すぎる」などの理由で、レーシック手術ができない方に有効な手術。水晶体を除去せず、専用の眼内レンズを挿入することにより、水晶体のもつ調節力を維持したまま近視や乱視を矯正できます。強度近視の視力回復は、レーシックより優れているとされています。
また、視力に不満があったり、トラブルが起こったりした際には、除去することが可能です。欠点として、白内障などの合併症が報告されていますが、レンズの改良により、トラブルは少なくなっています。当院でも2010年10月から導入しています。

1.ICLの手術方法

ICLは点眼麻酔をし、角膜を約3mm切開します。その切開した部分からICLを眼の中に挿入、虹彩と水晶体の中に置いて手術は完了します。手術時間は片眼約10分です。

2.ICLの特長

ICLは小さな切開から挿入できるため、角膜形状をほとんど変化させず、視力矯正を行うことができます。近視の強い方、角膜が薄くてレーシックを受けることができない方も手術が受けられます。
ICLは素材にコラーゲンが含まれており、長期にわたって生体適合性が高いレンズです。必要なら術後にレンズを交換することも可能です。
ICLには10年以上の実績があり、世界64ヵ国、165,000眼以上に使用されています。日本以外にアメリカ、ヨーロッパ、アジア各国で承認された視力矯正法です。

3.ICLの費用

費用は、健康保険の適用はなく、手術費用は全額自費診療となります。術前検査、手術費、手術後1年間の検査、薬剤、診察を含めて810,000円(税込)です。
手術の手順

Q&A

  • Q.ICL(有水晶体眼内レンズ)はどのような人に向いていますか。
    A.21歳〜45歳で近視の方、眼の病気(緑内障・糖尿病網膜症・白内障など)がない方です。術前検査では詳しく適応を調べます。
  • Q.ICLは、眼のどこにおくのでしょうか。
    A.ICLは後房と呼ばれる虹彩と水晶体の間に置かれます。外観からICLが見えることはありません。
  • Q.術後、もし視力が変わった場合は、どうすれば良いでしょうか。
    A.ICLを取り出して交換したり、他の屈折矯正手術を受けたりすることもできます。必要であればICLを入れたままで、メガネやコンタクトレンズも使用できます。老眼の方は老眼鏡をかけることもできます。
    コンタクトレンズのような毎日の手入れは不要ですが、手術後1年間は数ヶ月毎に、その後は1年毎に定期検査を受けていただきます。
  • Q.ICLは何でできているのでしょうか。
    A.ICLはコラーゲンを含む生体適合性の高い素材で作られています。この素材は眼の中で異物として認識されにくい優れた素材です。さらに紫外線カット機能も含まれています。
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