早期発見・早期治療が必要な病気です。
一度、発症したら一生付き合っていかなくてはならない病気なので、
信頼できる医師とともに根気強く治療することが大事です。
当院では、近年注目されている「極低侵襲緑内障手術(MIGS)」を2021年から行っています。
緑内障とは
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緑内障とは
緑内障はさまざまな原因で視神経が障害されて起る病気で、眼圧(目の硬さ)がその人の視神経が耐えられる圧を超えて上がることが原因とされています。
視神経の障害の結果、視野の狭窄や視力が低下します。
緑内障の診断
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緑内障の診断
眼圧は日本人の平均は約15mmHg(ミリメートル水銀柱)ですが、これよりも低くても発症する人がいる一方で、これよりも高くても正常な人もいます。このため、眼圧の測定だけでは緑内障かどうかは診断できず、眼底検査による視神経や網膜の観察、視野の測定、OCT検査など、多角的に検査して診断します。
緑内障の治療方法
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緑内障の治療方法
緑内障と診断されたら、治療が必要です。ただ緑内障で障害された視神経や視野は治療により元の正常な状態にもどることはありません。それ以上進行しないようにするのが治療の目的です。このため定期的に検診をうけて、早期に発見することが重要です。
治療の目的は眼圧を安定して下げることです。日本人の緑内障の90%は正常眼圧緑内障のため、まずその人の無治療での眼圧(これをベース眼圧といいます)を何度か測定して決定します。そのベース眼圧を治療により30%低下させると、90%の人は緑内障の進行が止まります。
まず点眼薬を使用して眼圧を下降させます。現在は効果的な点眼薬が多数発売されているので、その中から副作用が少なく効果の高い点眼薬を選択して治療します。
点眼薬だけでは効果が不十分な場合には、レーザー治療、手術治療を行います。
緑内障手術の方法
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極低侵襲緑内障手術(MIGS)
近年注目されている手術治療が極低侵襲緑内障手術(MIGS)です。
その手術の方法としては、主に2つあります。
「iStent inject® (アイステント インジェクト) W」と「Hydrus ® (ハイドラス)」です。
チタン製のステントを用いた「iStent inject® W」、及び生体適合性の高いニチノール合金を用いた「Hydrus ® (ハイドラス)」は、白内障手術と併用することで保険適応となり、20%程度の眼圧下降が期待できます。当院でも2021年からMIGSを行っております。
岡本眼科クリニックで取り扱う緑内障治療デバイス
1)アイステント インジェクトW
2)ハイドラス
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選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)
緑内障治療は従来、点眼薬が第一選択とされてきましたが、毎日の点眼を継続する難しさが課題となっています。そこで、近年注目されているのが「選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)」で、房水の排出路にレーザーを照射し眼圧を下げる治療法です。片眼約10分・日帰りで済み、点眼と同程度の効果が数年間持続するとの研究結果もあります。英国では初期治療の第一選択に位置づけられており、点眼の継続が難しい方にとって有力な選択肢となっています。
大切なのは自分の生活に合った治療法を選ぶことです。
レーザー治療については、当院のnoteにて詳しく記載しております。ぜひご覧ください。
緑内障手術をご希望の方
089-941-4838